全国に店舗を展開している、24時間営業のセルフ型フィットネスジム「FiT24」。楽しみながら身体づくり・健康づくりができるよう、トレーニングマシンには徹底的にこだわっています。2025年秋、新たに導入したのがイタリアのメーカー「PANATTA」(パナッタ)のマシン。日本ではまだ珍しい「PANATTA」導入のねらいや、今後のビジョンについて、マシンの企画や管理などを担当する永井さんに聞きました。

PROFILE
株式会社快活フロンティア
FiT24商品部
永井 隆(ながい りゅう)
大手フィットネスクラブのトレーナーを経て2006年にキャリア入社。一貫してフィットネス事業に携わる。現在は「FiT24」全店のトレーニングマシンの企画などを担当。
「FiT24」の心臓部、トレーニングマシンに妥協しない
「FiT24」は「なりたい自分へナビゲート RECOVERY&BODYMAKE GYM」というコンセプトのもと、初心者から中・上級者まで幅広く、人々の健康づくりや理想の身体づくりをサポートしています。
そんな「FiT24」にとって、トレーニングマシンは心臓部。誰もが安全・安心に使用できることはもちろん、マシンの機能や効果、使用する際の快適性も重視していると永井さんは話します。
「健康づくりや身体づくりは、継続してこそ実現・維持できるものです。会員の皆様に、いかに飽きずに楽しくジム通いを続けていただくか。いつもそれを考えながら、よりよいトレーニング環境を目指してマシンの選定・配置をしています」
そうしたなか着目したのが、世界中のトップアスリートに支持されるイタリアの老舗マシンメーカー「PANATTA」でした。

ジム初心者にも上級者にもおすすめしたい「PANATTA」
「PANATTA」は、欧米の多くのジムで導入されているものの、日本での導入はごくわずか。ジム愛好者にとって憧れのマシンの一つです。そこで「FiT24」は、イタリアで行われたマシン展示会に足を運んで価値を実感し、導入を決めました。
「『PANATTA』のマシンは人間工学に基づいて設計されていて、誰もが正しいフォームで安全にトレーニングできます。最大の特長は、ユーザーが自分の身長や筋力に合わせて、マシンの可動域や負荷を細かく調整できること。初心者でも使いやすいですし、中・上級者が求めるようなトレーニングも効果的に行うことができます」
永井さん自身も「PANATTA」社を訪問し、その魅力をより強く感じたと言います。
「実際に工場を見学し、徹底的に品質を追求しているものづくりに感銘を受けました。会員の皆様に自信をもって紹介したいと感じましたね」

快適に筋トレできるよう、配置にもこだわり
各店への「PANATTA」の導入に向けては、「FiT24」の商品部や教育部、販促部、営業部など事業部が一丸となって準備を進めました。
「『お客様目線』を意識し、なかでもこだわったのがマシンのレイアウトです。会員様が周囲の視線を気にせず快適に集中できるよう、マシン使用時の体の向きや目線の高さまで考慮しながら、専用ソフトを使ってシミュレーションを重ねました。各部横断でアイデアを出し合ったからこそ、最適なレイアウトをつくりあげることができたと思います」
また、個人に合わせて調整できるという「PANATTA」の特長を生かせるよう、導入店舗ではスタッフ向けの研修を徹底しています。高い運動効果が得られる正しい使い方をお客様にわかりやすく伝える方法を、各スタッフがロールプレイングで習得しています。

好評の声を力に、トレーニング環境の向上に尽力
2025年11月現在、関東や関西、四国、沖縄の計10店に「PANATTA」のマシンを導入しています。
「お客様からは、『動きがなめらか』『細かく調整ができるから使用しやすい』といった好評の声をいただいています。特に、円盤状の重りを使うタイプのマシンは、従来ブランドの場合、見た目がハードなので初心者の方は敬遠しがちなのですが、『PANATTA』の同タイプのマシンは、『赤色がカッコいい』『気分が上がる』と、初心者や女性、シニアの方にも気軽に試していただいていますね」
新たなマシン導入によって、多くの方が新しいトレーニングにトライし、楽しんで続けている姿を見て、スタッフたちのモチベーションも高まっていると言います。
「『PANATTA』導入を経て、いかにお客様に喜んでいただくかを考え抜くことが大事だと再認識しました。今後も、楽しみながらトレーニングを継続してもらうために、よりよい環境、よりよいマシンを積極的に追求していきたいです」
「なりたい自分」になることを応援するナビゲーターとして、今後も「FiT24」は多くの人の健康づくり、日々を豊かにすること、いきがいを高めていくことに貢献していきます。

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