結婚式の裏側を支える重要な存在、ウェディングプロデューサー。ご新郎ご新婦の夢をカタチにするため、打ち合わせから当日の運営まですべてをサポートしています。一体どんな仕事で、どんなやりがいがあるのか。入社以来、ウェディングプロデューサー一筋の長岡さんに、日々の仕事への想いややりがいを聞きました。

PROFILE
アニヴェルセル 大阪 ウェディングプロデューサー ゲストリレーション担当長岡 萌瑛(ながおか もえ)
2022年新卒入社。専門学校時代にアニヴェルセルでコンシェルジュのアルバイトを経験し、アニヴェルセルの結婚式の素晴らしさに感銘を受けて入社を決意。入社から現在まで、ウェディングプロデューサー一筋で活躍中。
ウェディングを一番近くでサポートする仕事
―ウェディングプロデューサーとはどんな仕事ですか?
ご新郎ご新婦へのカウンセリングから、結婚式当日までのすべてをサポートする仕事です。アニヴェルセルでは基本的に、ご新郎ご新婦1組に対してメインのプロデューサーが1人で担当します。まずはどんな結婚式にしたいかをヒアリングし、挙式・披露宴の進行や演出などを決めていきます。
当日は結婚式の進行を全体統括しながら、ご新郎ご新婦の会場内の先導や進行内容に関するスタッフへの指示出しなど、結婚式のオペレーションを裏方として支える立場も担っています。結婚式は土日に行われることが多いため、平日は婚礼日に向けた準備などが主な業務です。
―仕事の中で心がけていることはありますか?
私は「おふたりと友人のような関係になる」ことを意識しています。友だちのように気さくに何でも話せる関係性を築くことで、要望を言ってもらいやすくなるのです。また、お客様の要望に寄り添うだけでなく、ウェディングプロデューサーとしての私自身の経験を含めたアドバイスや提案をするように心がけています。

理想のウェディング!準備の舞台裏
―結婚式当日までのプロセスを教えてください。
原則、打ち合わせは結婚式の約4カ月前から始まります。初回はまず、ご新郎ご新婦おふたりのこと、家族や友人との関係性、さらには好きなものや趣味、休日の過ごし方を伺い、人柄や価値観を知ることを大切にしています。
おふたりは、プロデューサーとの打ち合わせに加えて、ドレスや花、司会や音響などの専門スタッフとも式に向けた準備を進めます。おふたりからの準備に関する問い合わせについては、対面での相談と並行してメールやお電話でもやりとりをすることが多いです。
―当日はどのようにサポートしていますか?
当日は挙式の約4時間前までに会場入りし、カウンセリングなどで得た情報をすべて確認し直します。その後、司会者、カメラマン、美容スタッフなどと進行の最終チェックを行い、会場の席札や引出物、食器類に不備がないかなど細かい部分まで入念に確認します。
ご新郎ご新婦をお出迎えしてからは、おふたりのそばでサポートします。結婚式は一生に一度の大切な記念日。失敗は許されないからこそ、スタッフ同士で常に声をかけ合い、分かっていることでも確認し直すことを心掛けています。また、少しでも時間があればおふたりのところに行ってコミュニケーションをとることも意識しています。
個人的なルーティンとしては、幸せなひとときをしっかりサポートできるよう、出社時に好きな曲を聴いて気分を上げるようにしています。


こんなにやりがいのある仕事はない!と思える
―ウェディングプロデューサーとしてのやりがいは何でしょうか?
「長岡さんが担当で良かった」と言ってもらえることが一番のやりがいです。感謝の言葉や手紙などをいただくと本当に嬉しいです。
私は結婚式の結びに、おふたりがエンドロールムービーを見ているときの表情が好きなんです。楽しかった瞬間を一緒に思い出しながら、自分も幸せな気持ちでいっぱいになります。
1日10件以上あるメールの返信や進行表の作成など、地道な事務作業もありますが、お客様の人生における貴重なひとときにご一緒できるので「こんなにやりがいのある仕事は、ほかにない」と思っています。
―入社以来、成長したと感じることはありますか?
お客様への対応力やアドバイスの仕方が身についたと思います。お客様の希望がどうしても実現できそうにないときは、「このような内容でいかがでしょうか?」と別の方向性を提案します。意識して「質問魔」になり、積極的に先輩社員からアドバイスをもらいに行ったことや、いろいろな結婚式を担当した経験を通して引き出しが増え、お客様に合わせた最適な提案ができるようになったと思います。

未来のウェディングプロデューサーへ
―ウェディングプロデューサーに興味がある人や目指している人に向けてメッセージをお願いします。
結婚式が大好きで人と関わることが好きな人、そのためには細かい作業も苦にならない人が向いていると思います。たくさんの人と会話しながら、ご新郎ご新婦に寄り添い、自分も楽しむことが大切です。
私自身も、今後より良いプロデューサーになるために、変わらずおふたりとのコミュニケーションを大切にしながら、「長岡さんが担当で良かった」と言ってもらえるような仕事をしていきたいです。

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