COMMUNICATION 2026年3月12日

子どもたちに遊具をプレゼント!
NPO団体とブライダル2社が行う社会貢献活動

子どもたちに遊具をプレゼント!NPO団体とブライダル2社が行う社会貢献活動

アニヴェルセルと株式会社ノバレーゼ(2026年4月1日付で株式会社オンザページへ社名変更予定)は、社会貢献活動の一環として、NPO法人プレイグラウンド・オブ・ホープ(以下、POH)と共同で児童養護施設に遊具を寄贈する活動を行っています。結婚式という「しあわせな瞬間」をつくり出すブライダル企業2社と、困難に直面する子どもたちに笑顔を贈るNPO。異なる立場の3者のコラボレーションがどのように実現したのか、POH代表のマイケル様、ノバレーゼの前野様、アニヴェルセルの梁原さんが活動への想いを語ります。

※本記事の内容は取材当時のものです。

特定非営利活動法人 プレイグラウンド・オブ・ホープ 代表 ANOP MICHAEL

PROFILE

特定非営利活動法人
プレイグラウンド・オブ・ホープ 代表
ANOP MICHAEL
(アナップ マイケル)

東日本大震災のボランティアを通して子どもにフォーカスした支援の必要性を感じ、2012年にNPO法人プレイグラウンド・オブ・ホープを設立。災害被災地や支援を必要とする幼稚園・保育園、小学校、公園などに遊具や遊び場を設置する活動を行っている。

株式会社ノバレーゼ 人材開発部長 前野 徹志

PROFILE

株式会社ノバレーゼ
人材開発部長
前野 徹志
(まえの てつじ)

採用業務をメインで担当しながら、2022年頃からCSR活動のプロジェクトリーダーを務める。同年にプレイグラウンド・オブ・ホープとの連携を開始し、児童養護施設への遊具寄贈活動を推進。社員参加を促し、社内に社会貢献活動の輪を広げている。

アニヴェルセル株式会社 広報室 梁原 由寛

PROFILE

アニヴェルセル株式会社
広報室
梁原 由寛
(りょうはら よしひろ)

2023年に社内SDGsプロジェクトを発足し、実行責任者を務める。東日本大震災時の学生ボランティア経験から「体温の伝わる社会貢献」を重視し、2024年から遊具寄贈プロジェクトに参画。社内における地域貢献活動の推進役として、認知向上と文化の醸成に努めている。

子どもや社会、未来に貢献したいという想い

―はじめに、それぞれの団体・企業で取り組まれている社会貢献活動について教えてください。

マイケル:
東日本大震災の被災地で個人的にボランティアをしていた際、震災でストレスを抱えた子どもたちがのびのびと遊ぶことができない現状に気付いたことから、POHの活動を始めました。津波と火災の爪痕が残る気仙沼市で、POHで3つ目の遊具設置活動をしていたとき、ある方から「子どもたちの笑った声を久しく聞いていなかった。この素晴らしい“音”を忘れていました」と声を掛けられました。その時私は「学校や家族を亡くした子どもたちにこそ支援が必要だ」と確信したのです。当時まだ手薄だった子どもへの支援にフォーカスし、遊びを通じて心を癒す活動を志しました。
前野:
ノバレーゼでは、CSR活動を、会社として社会とどう向き合うかを示す大切な姿勢として掲げています。ただ掲げて終わりではなく、スタッフ一人ひとりが自分ごととして感じ、行動する。それが誰かの心を動かし、社会をも動かすことに繋がる。その考え方を表す言葉としてCSRを「Chotto Sutekina Revolution(ちょっとすてきなレボリューション)」と呼んでいるんです。これまでに、食や農業に関わる活動や、子どもたちを支援する取り組みなど、その時々の社会課題に向き合いながら、スタッフ主体で行動してきました。企業理念「Rock your life」の通り、前向きな気持ちになれることを目指した取り組みとなっています。
梁原:
アニヴェルセルは2023年に、私が発起人となりSDGsプロジェクトを発足しました。なぜこのプロジェクトを立ち上げたかというと、学生時代に行った震災ボランティアの経験から、目の前の笑顔や「ありがとう」に繋がる活動をしたいと思っていたからです。これは、地域社会の発展に貢献するというAOKIグループの理念「公共性の追求」を体現することでもあります。SDGsプロジェクトでは、結婚式という特別な記念日だけでなく、日常的な接点を通じてアニヴェルセルをより身近な存在に感じてもらえる活動を目指しています。子どもの食育イベントをはじめ、フードロス削減や揚げ油のアップサイクルなど、自社のリソースを生かして持続可能な未来づくりに取り組んでいるところです。

ブライダル業界の強みも発揮できるプロジェクト

―ノバレーゼとアニヴェルセルがPOHと活動することになった経緯を教えてください。

前野:
これまでのCSR活動を見直し、多くの団体と話していたなかで、POHさんの活動が目に留まったのがきっかけです。ノバレーゼの強みの「人」が持つコミュニケーション能力を通じて、POHさんの活動で携わる子どもたちと、最高の時間・空間をつくれるのではないかと思いました。POHさんとなら「自分たちの力を最大限発揮できそうだし、楽しそう」と感じ、2022年から共同の取り組みを開始しました。
梁原:
実は、アニヴェルセルとして正式に参加する前年に、ノバレーゼさんとPOHさんの活動を見学させてもらいました。その際マイケルさんの「子どもたちが活発だと大人が元気になる。大人が元気だと街が活気づく」という言葉に、深く共感したことを覚えています。皆で一つの作業に没頭することの楽しさも再確認し、「人の役に立ちたい。街の活性化に貢献したい」という自分たちの原点を思い出す機会になりました。この経験を自分ひとりに留めるのはもったいないと思い、2024年から全店スタッフに募集をかけて正式に参加を決めたのです。
前野:
アニヴェルセルさんが参加してからは、2社の文化が掛け合わさったことでシナジーが起こり、現場の温度が高まっていきましたよね。バックグラウンドの異なる仲間が集まり、互いに影響し合うなかで、現場の熱量が上がりました。そのエネルギーが子どもたちにダイレクトに伝わることを実感しました。
梁原:
そうですね。ものすごい熱量と愛社精神で夢を語ってくれるノバレーゼさんに感化され、「アニヴェルセルも、もっと頑張るぞ!」という素直な気持ちが生まれたことも、この活動の大きな意義だと感じています。
マイケル:
ノバレーゼさんもアニヴェルセルさんも、若くダイナミックな日本企業という印象があります。両社のDNAには「お客様の幸せな思い出をつくる」ことが込められており、その精神はPOHの活動理念にもマッチしています。単に体裁を整えるためにESGやCSR活動を行うのではなく、地域コミュニティを気にかける気持ちが本当に強いのも特長だと感じました。支援企業のほとんどが外資系の私たちにとって、2社とのコラボレーションは新鮮な風となっています。

子どもたちの笑顔のために「遊び場」を増やす

―2025年の活動で特に印象に残ったことを教えてください。

前野:
規模感も人数も前年より大きく、ハードワークではありました(笑)。ただ、プロが行うような作業も任せてもらえたのは、信頼されている証拠。これがこの活動のあるべき姿だと感じられて嬉しかったです。
梁原:
今回はそれまで子どもたちが近寄らなかったスペースに遊具を設置することで、場が生まれ変わりました。子どもたちは遊具ができあがるまで待ちきれない様子で、完成したらすぐに遊具に飛びついて遊んでくれていました。スタッフは遊具に夢中な子どもたちの姿を見て涙していて、その姿を見て「この瞬間のために頑張っているんだ」と実感しましたね。
マイケル:
その後も、暗くなっても遊び続けたり、早起きして登校前から遊んだりしているそうですよ。今回の活動に参加したほかのメンバーの反応はどうでしたか?
前野:
単なるモノの提供ではなく、「子どもたちの一生の思い出に残る記憶」に貢献できることに、大きなやりがいを感じていました。「僕たちは建物じゃなくて思い出をつくりに来ている」というマイケルさんの言葉に集約されていると思います。
梁原:
本当にそうですね。子どもたちの笑顔を間近で見られ、コミュニケーションも取れて有意義な時間でした。「自分たちの仕事の延長線上に街づくりがあることを感じた」という声が多かったです。
全員で協力しながら遊具を制作
全員で協力しながら遊具を制作
完成した遊具のオープニングセレモニー
完成した遊具のオープニングセレモニー

立場の違いを越え、一丸となって活動を広める

―この活動を今後どのように広げていきたいと考えていますか?

マイケル:
日本には600以上の児童養護施設がありますが、特に地方都市の施設に課題があります。POHとしては、多くの人との接点があるノバレーゼさんやアニヴェルセルさんと連携してリーチを広げることで、他の企業にとってのインスピレーションになれば嬉しいです。地域への貢献はもちろんですが、企業にとっても社員のモチベーション向上にも貢献できるのがこの活動の特長です。より多くの企業とコラボレーションしながら活動を広めていきたいと思います。
前野:
CSR活動は社内への影響力が大きく、「この会社が好き」と改めて思えるきっかけにもなります。ブライダル業界でもこのような取り組みに賛同し「やってみよう」という会社が増えれば嬉しいですし、ノバレーゼとしても新たな可能性を模索したいと思います。
梁原:
マイケルさんの言葉になぞらえ「アニヴェルセルが元気だとブライダル業界が盛り上がる」という気持ちを社内に浸透させていきたいです。この活動をきっかけに、社員に「最高の業界!最高の会社だ!」と思ってもらい、社員からその家族、家族からまた誰かへと共感の輪を広げていけたら幸いです。
2025年の活動に参加したノバレーゼ・アニヴェルセルメンバーとPOHの集合写真
2025年の活動に参加したノバレーゼ・アニヴェルセルメンバーとPOHの集合写真
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